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初めての App Engine Studio アプリケーションを構築する

初めての App Engine Studio アプリケーションを構築する

記事 (1/20)

「初めての App Engine Studio アプリケーションを構築する」の目標

このモジュールでは、次のことを学習します。

  • App Engine Studio (AES) でアプリケーションを構築する
  • アプリケーションのデータモデルを作成する
  • アプリケーションにロールを追加する
  • ロールによるデータベース操作権限を設定する
  • 自動化により、ユーザーにとってアプリの機能がいかに向上するかを説明する
  • アプリケーションに自動化を追加する
  • ユーザーがアプリケーションを操作するためのワークスペースを作成する

記事 (2/20)

この学習モジュールについて

Suggestion Box アプリケーションは、アプリケーション作成の基になる概念とプロセスを紹介し、デモンストレーションするために、この学習モジュール全体で使用されます。Suggestion Box アプリケーションを構築することはありません。

実践的な演習では、Collection Tracker アプリケーションを作成します。

演習は、次の 3 つの方法で示されます。

  • ナビゲーションペインの [演習] アイコン。
  • ページ上部の [演習] アイコンと「演習」という単語。
  • ページタイトルの「演習」または「課題」という単語。

ナビゲーションとページタイトルに、ハイライト表示された演習ページアイコンと演習プリフィックスが表示された、演習ページの上部。

Collection Tracker アプリケーションを使用すると、必要などんなタイプのコレクションでも追跡できます。まず、アプリケーションのデータモデルを作成してから、アプリケーションコンポーネントを追加します。この学習モジュールの最後には、App Engine Studio アプリケーションの 4 つの主要コンポーネントを含む簡単な Collection Tracker アプリケーションが出来上がります。

記事 (3/20)

App Engine Studio のプロセス

作成者は、App Engine Studio (AES) を使用して、組織のビジネスニーズを満たすアプリケーションを迅速に構築できます。AES を使用したアプリの作成は、次の簡単なプロセスに従います。

AES プロセス。

  1. アプリケーションを作成
  2. アプリケーションにコンポーネントを追加
  3. アプリケーションを提出

この学習モジュールは、AES アプリケーション作成プロセスの最初の 2 つのステップに焦点を当てています。

記事 (4/20)

App Engine Studio のインターフェイス

App Engine Studio のインターフェイスでは、次のことができます。

  • アプリおよびアプリケーションコンポーネントを作成する
  • テンプレートを表示および選択して、アプリをすばやく作成する
  • App Engine Studio に関連するリソースにアクセスする

App Engine Studio が表示されない場合は、ここをクリックしてください。

この学習モジュールで、App Engine Studio 作成者ユーザーとしての実践的なアクティビティをすべて修了します。App Engine Studio 作成者ユーザーは、App Engine Studio を使用してアプリケーションを作成できますが、ServiceNow インスタンスでの管理権限をすべて持っているわけではありません。最初の演習では、App Engine Studio 作成者ユーザーとして個人開発者インスタンス (PDI) にログインできるように、開発者サイトでユーザーロールを設定します。まだログインする必要はありませんが、PDI でこの導入を続ける場合は、「演習:App Engine Studio でアプリケーションを構築する」の「準備:App Engine Studio ユーザーとしてログイン」セクションのステップを完了してください。

会社のインスタンスで作業していて、管理者が App Engine Studio を直接開くように ServiceNow を設定していない場合は、Application Navigator を使用して [App Engine] > [App Engine Studio] を開きます。App Engine Studio が新しいブラウザータブで開かれます。

「App Engine」と入力し、Application Navigator で [App Engine Studio] を選択して、App Engine Studio を開きます。

App Engine Studio のヘッダーには 4 つのタブがあります。

App Engine Studio のヘッダーには 4 つのタブがあります。タブを選択すると、コンテンツが変わります。

  • ホーム:アプリまたはアプリケーションコンポーネントを作成する、最近使用したアプリを開く、またはテンプレートからのアプリを作成する
  • 自分のアプリケーション:作成したアプリを開く
  • テンプレート:アプリの作成に使用できるテンプレートを表示する
  • リソース:ドキュメントリソースを表示する

記事 (5/20)

App Engine Studio でのアプリケーションの構築

アプリケーションは、次のアプリケーションコンポーネントで構成されています。

  • データモデル
  • ユーザーエクスペリエンス
  • ロジックと自動化
  • セキュリティ

アプリケーションコンポーネントを追加する前に、アプリケーションを作成します。

アプリケーションの作成

アプリケーションをゼロから作成するには、[ホーム] または [自分のアプリ] タブを開き、[アプリを作成] ボタンをクリックします。

[アプリを作成] ボタンをクリックして、アプリケーションの作成を開始します。

[新しいアプリで作業を開始しましょう] 画面で、アプリケーションの名前説明を入力します。必要に応じて、アプリケーションのロゴを追加します。このロゴは、App Engine Studio でアプリのカードに使用されます。この例では、作成者は「Suggestion Box」というアプリを作成しています。

[名前] を「Suggestion Box」にし、[説明] を「提案を行うアプリ」にして、電球の画像が表示されている、App Engine Studio の [アプリを作成] ページ。

注意Suggestion Box アプリケーションは、アプリケーション作成の基になる概念を説明するために、この学習モジュール全体で使用されます。Suggestion Box アプリケーションを構築する必要はありません。

実践的な演習では、Collection Tracker アプリケーションを作成します。

[続行] ボタンをクリックします。

[アプリホームに移動] ボタンをクリックして、アプリケーションコンポーネントを追加します。

App Engine Studio でアプリを作成し、アプリのダッシュボードに移動してコンポーネントをアプリに追加します。

[アプリホーム] タブへの移動

アプリケーションの [アプリホーム] タブが開きます。[アプリホーム] タブからアプリケーションコンポーネントを作成、編集します。コンポーネントタイプの [追加] アイコン ([追加] アイコン 追加) をクリックして、コンポーネントをアプリケーションに追加します。この学習モジュールでは、各アプリケーションコンポーネントのタイプについて説明します。

App Engine Studio でアプリを作成し、アプリのダッシュボードに移動してコンポーネントをアプリに追加します。

[ガイダンス] パネルはデフォルトで開きます。[ガイダンス] パネルでトピックをクリックして、アプリケーションコンポーネントについて確認します。アプリケーションコンポーネントのタイプについての説明がフライアウトに表示されます。または、コンポーネントのタイプが作成された後、[ガイダンス] パネルは自動的に次のタイプのアプリケーションコンポーネントに移動します。

[ガイダンス] トグルをクリックすると、[ガイダンス] ペインが折りたたまれます。

[ガイダンス] トグルをクリックして [ガイダンス] パネルを折りたたみ、フライアウトをオフにします。[ガイダンス] トグルをもう一度クリックすると、ガイダンスが再び有効になります。

演習 (6/20)

演習:App Engine Studio でアプリケーションを構築する

この演習では、Collection Tracker アプリケーションを構築します。

アプリケーションの概要

Collection Tracker アプリケーションを使用すると、必要などんなタイプのコレクションでも追跡できます。このアプリケーションには、次の 4 つのアプリケーションコンポーネントが含まれます。

  • データ:コレクションアイテムに関する情報を格納するテーブル
  • セキュリティ:アプリケーションへのアクセスを提供するロール
  • ロジックと自動化:レコードに値を自動的に設定する自動化
  • エクスペリエンス:ユーザーがコレクションデータやレコードを操作するためのインターフェイス

準備:App Engine Studio ユーザーとしてログインする

演習のこのセクションでは、App Engine Studio 作成者ユーザーとして個人開発者インスタンス (PDI) にログインします。App Engine Studio 作成者ユーザーは、App Engine Studio でアプリケーションを作成するためのアクセス権を持ち、この学習モジュールで使用されます。App Engine Studio 作成者ユーザーは、所属組織の環境において App Engine Studio の有効な機能のみを使用して学習できます。詳細については、『Developer Site Learning (開発者サイト学習)』ガイドの「PDIs and User Roles (PDI とユーザーロール)」セクションを参照してください。

  1. 開発者サイトでユーザーロールを確認します。

    1. 開発者サイトのヘッダーで、アカウントメニューを開きます。

      アカウントメニューは、開発者サイトのヘッダーにイニシャルが含まれている円です。

    2. [ユーザーロール] を確認します。[ユーザーロール][管理者] の場合は、ロールを変更します。

      アカウントメニューの [自分のインスタンス (My Instance)] セクションには、インスタンスのユーザーロールが一覧表示されています。この学習コンテンツの管理者である必要があります。ユーザーロールが [App Engine Studio 作成者] の場合は、ユーザーロールを [管理者] に変更する必要があります。

      1. [インスタンスアクション] セクションで、[ユーザーロールの変更 (Change User Role)] アクションを選択します。

        [ユーザーロールの変更 (Change User Role)] アクションは、アカウントメニューの [インスタンスアクション] のリストにあります。

      2. [あなたのインスタンスアクション (Your instance actions)] ダイアログの [ユーザーロールの変更 (Change User Role)] タブで、[App Engine Studio 作成者] オプションを選択します。

        [インスタンスアクション] ダイアログが開き、[ユーザーロールの変更 (Change User Role)] タブが表示されます。[App Engine Studio 作成者] が選択されています。

      3. [ユーザーロールの変更 (Change User Role)] ボタンをクリックします。

      4. [あなたのインスタンスアクション (Your instance actions)] ダイアログを閉じます。

    3. [ユーザーロール][App Engine Studio 作成者] であることを確認します。

      ユーザーロールが App Engine Studio 作成者

  2. [構築を開始 (Start Building)] ボタンをクリックして、PDI を開きます。

アプリケーションの作成

演習のこのセクションでは、Collection Tracker アプリケーションを作成します。

  1. App Engine Studio で、[アプリを作成] ボタンをクリックします。

    [アプリを作成] ボタンをクリックして、アプリケーションの作成を開始します。

  2. [はじめに] ダイアログが開いたら、[開始する (Get Started)] ボタンをクリックします。

  3. アプリを構成します。

      名前 Collection Tracker
      説明 あらゆるタイプのコレクションを追跡 (Track any type of collection)

    名前と説明が入力された [新しいアプリで作業を開始しましょう] 画面。

  4. [続行] ボタンをクリックします。

  5. [アプリホームに移動] ボタンをクリックします。

ガイダンスを確認する

演習のこのセクションでは、ガイダンスを確認してオフにします。

  1. [データを追加] フライアウトをお読みください。

    [データを追加] ガイダンスのフライアウトには、データモデルをアプリケーションに追加するためにクリックする場所が示されています。

  2. [ガイダンス] ペインで、[エクスペリエンス] タブをクリックし、[エクスペリエンスを追加 (Add experience)] フライアウトをお読みください。

    [エクスペリエンスを追加 (Add experience)] ガイダンスのフライアウトには、ユーザーインターフェイスをアプリケーションに追加するためにクリックする場所が示されています。

  3. [ガイダンス] ペインで各タブを選択して、さまざまなアプリケーションコンポーネントを確認します。

  4. [ガイダンス] トグルをクリックして [ガイダンス] ペインをオフにします。

    [ガイダンス] トグルをクリックすると、[ガイダンス] ペインが折りたたまれます。

この学習モジュールの後半の演習で、Collection Tracker アプリケーションにコンポーネントを追加します。

記事 (7/20)

テーブルの作成

データはアプリケーションの重要なコンポーネントです。アプリケーションは、次の目的でデータを使用します。

  • ユーザーを特定
  • ユーザーまたはアイテムからの情報を保存
  • プロセスの一環として実行された作業の詳細をキャプチャ

データはテーブルに保存されます。テーブルにフィールドの関連データを収集します。この学習モジュールの例として使用されている Suggestion Box アプリケーションは、テーブルを使用してユーザーからの提案を取得します。これには、次のような提案の詳細を保存するフィールドが必要です。

  • 提案は何ですか?
  • 提案の詳細。
  • 提案の提出者。
  • 提案のステータスは何ですか?実装される予定ですか?拒否されましたか?
  • 提案はいつ提出されましたか?
  • 提案はいつクローズしましたか?

この情報はテーブルに保存されます。

アプリケーションデータを表す、コンピューター画面上のデータベースの図。

テーブルの作成

App Engine Studio でテーブルを作成するには、[追加] アイコン ([追加] アイコン。 追加) を、[アプリホーム] タブの [データ] セクションでクリックします。

[追加] アイコンは、App Engine Studio の [アプリホーム] タブの [データ] の横にあります。

[テーブルをどのように作成しますか?] 画面でテーブルのソースを選択します。この例では、テーブルはゼロから作成されます。

[最初から作成] が、テーブル作成のソースとして選択されています。

[続行] ボタンをクリックします。

[では、新しいテーブルに関するその他の情報を取得しましょう] 画面でテーブルプロパティを設定します。テーブルのテーブルラベルを指定します。テーブル名は自動的に設定されます。

テーブルラベルは「提案」です。App Engine Studio は、ラベルからテーブル名を自動的に作成します。他のオプションは、テーブルを拡張可能にすることと、テーブル内のレコードの自動番号付けを設定することです。

[続行] ボタンをクリックします。App Engine Studio がテーブルを作成します。

テーブルラベルは「提案」です。App Engine Studio は、ラベルからテーブル名を自動的に作成します。他のオプションは、テーブルを拡張可能にすることと、テーブル内のレコードの自動番号付けを設定することです。

[完了] ボタンをクリックして、[アプリホーム] タブに戻ります。

記事 (8/20)

テーブルの編集

Table Builder を使用して、テーブル内のフィールドを作成および編集します。[アプリホーム] タブの [データ] セクションでテーブルのカードをクリックして、Table Builder を開きます。

 [データ] セクションでテーブルのカードをクリックして、[アプリホーム] タブから Table Builder を開きます。

Table Builder を紹介するダイアログが表示されます。Table Builder の紹介を完了し、[開始する] ボタンをクリックして、今後ダイアログが開かないようにします。

[はじめに] ダイアログでは、テーブルにフィールドを追加するための Table Builder が紹介されます。

各テーブルにはデフォルトのフィールドが含まれています。

  • 作成日:レコードが作成された日付
  • 作成者:レコードを作成したユーザー
  • システム ID:レコードの一意の識別子
  • 更新日時:レコードが更新された日時
  • 更新者:レコードを更新したユーザー
  • 更新回数:レコードに対して行われた更新の回数

テーブルフィールドの作成

Table Builder で、[+ 新しいフィールドを追加] リンクをクリックしてテーブルにフィールドを追加します。

テーブルの下部にある [新しいフィールドを追加] リンクをクリックします。

[列ラベル] の値を入力します。

値として「提案」が入力された列ラベル。

キーボードの Return/Enter キーを押します。Table Builder は、[列ラベル] から列名の値を追加します。

列名は、[列ラベル] の値から自動的に設定されます。

[タイプ] フィールドをクリックして、フィールドのタイプ値を選択します。フィールドタイプの入力を開始してオプションのリストをフィルタリングし、フィールドのタイプを選択します。

タイプのリストをフィルタリングするために「文字」と入力されたタイプフィルター。「文字」を含むタイプには、条件文字列、文字列、文字列 (完全な UTF-8) の 3 つがあります。[文字列] が選択されています。

演習 (9/20)

演習:テーブルを作成する

演習のこのセクションでは、Collection Tracker アプリケーションでテーブルを作成します。テーブルには、コレクション内のアイテムの詳細が保存されます。

テーブルを作成する

演習のこのセクションでは、コレクション内のアイテムの詳細を保存するテーブルを作成します。

  1. [アプリホーム] タブで、[追加] アイコン ([追加] アイコン。 追加) が [データ] セクションにあるので、それをクリックします。

    [データ] セクションでは、[追加] アイコンは、横に [追加] という単語のある、〇で囲まれたプラス記号です。

  2. [テーブルをどのように作成しますか?] 画面で、[最初から作成] タイルを選択します。

    [最初から作成] タイルが選択された、[テーブルをどのように作成しますか?] 画面。

  3. [続行] ボタンをクリックします。

  4. テーブルを構成します。

      テーブルラベル コレクションアイテム (Collection Item)
      テーブル名 (この値は自動的に入力されます。デフォルト値を使用します。)

    記述どおりにテーブルラベルとテーブル名が設定された [では、新しいテーブルに関するその他の情報を取得しましょう] 画面。

  5. [続行] ボタンをクリックします。

  6. [完了] ボタンをクリックします。

アイテムフィールドをテーブルに追加する

演習のこのセクションでは、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルのアイテムを追跡するためのフィールドを追加します。

  1. [アプリホーム] タブの [データ] セクションで、[コレクションアイテム (Collection Item)] カードをクリックします。

  2. [はじめに] ダイアログが開いたら、[次へ] ボタンをクリックし、Table Builder の紹介に進みます。

    [はじめに] ダイアログでは、テーブルにフィールドを追加するための Table Builder が紹介されます。

  3. [はじめに] ダイアログの最後のページで、[開始する] ボタンをクリックします。

    [はじめに] ダイアログでは、テーブルにフィールドを追加するための Table Builder が紹介されます。

  4. [アイテム] フィールドを追加します。

    1. [+ 新しいフィールドを追加] リンクをクリックします。

    2. フィールドを構成します。

        列ラベル アイテム (Item)
        タイプ 文字列
        最大長 150
        表示 選択済み

      記述どおりに Table Builder に追加された [アイテム] フィールド。

  5. [保存] ボタンをクリックします。

テーブルにフィールドをさらに追加する

演習のこのセクションでは、アイテムのコスト、値、購入日、および説明を追跡するためのフィールドを追加します。

  1. [コスト] フィールドを追加します。

    1. [+ 新しいフィールドを追加] リンクをクリックします。
    2. フィールドを構成します。
        列ラベル コスト (Cost)
        タイプ整数
  2. [値] フィールドを追加します。

    1. [+ 新しいフィールドを追加] リンクをクリックします。
    2. フィールドを構成します。
        列ラベル 値 (Value)
        タイプ 整数
  3. [購入日] フィールドを追加します。

    1. [+ 新しいフィールドを追加] リンクをクリックします。
    2. フィールドを構成します。
        列ラベル 購入日 (Date purchased)
        タイプ 日付
  4. [説明] フィールドを追加します。

    1. [+ 新しいフィールドを追加] リンクをクリックします。
    2. フィールドを構成します。
        列ラベル 説明 (Description)
        タイプ 文字列
        最大長 4000
  5. [保存] ボタンをクリックします。

    すべてのフィールドが追加され、新たに追加された [コスト]、[値]、[購入日]、および [説明] フィールドがハイライト表示された Table Builder。

テーブルのセキュリティを設定した後、テーブルにデータを追加します。

記事 (10/20)

セキュリティとロール

多くのアプリケーションには、すべての ServiceNow ユーザーが閲覧したり変更したりするのに適しているわけではない機密データやプライベートデータが含まれています。アプリケーション作成者はロールを使用して、特定ユーザーにアプリケーションの一部へのアクセス権を付与します。

権限の付与を表すロック解除されたロックの図。

ロールの作成

[アプリホーム] タブで、[追加] アイコン ([追加] アイコン 追加)。

[追加] アイコンは、[セキュリティ] セクションのタイトルの右側にあります。

[ロールをアプリにどのように追加しますか?] 画面で、ロールを作成するか、既存のロールを適用するかを選択します。この例では、[新しいロールを構築] オプションを使用しています。

この例は、ロールを追加するためのオプションを示しています。[新しいロールを構築] がハイライト表示されます。

ロールの設定

[新しいロールを開始しましょう] 画面で、ロールの名前説明を入力し、[続行] ボタンをクリックします。この例では、ロール名は sb で始まります。これは、アプリケーションの名前である Suggestion Box を表しています。

この例では、名前が「sb_admin」、説明が「管理者は Suggestion Box アプリで何でも実行できる」となっています。

[「<ロール_名>」ロールはアプリ内で何ができますか?] 画面で、アプリケーション作成者は、テーブルレコードとエクスペリエンスへのロールのアクセス権を許可または拒否します。

[「sb_admin」ロールはアプリ内で何ができますか?] 画面が例に示されています。ロールを作成すると、この画面が表示されます。この例では、[データ] タブが選択されています。画面には、アプリケーションテーブルと、各テーブルに対する「作成」、「読み取り」、「書き込み」、および「削除」の権限が表示されます。

データアクセス権の設定

[データ] タブを使用して、ロールに許可されるテーブルレコードとデータベース操作を指定します。チェックマークは、ロールにアクセス権が付与されていることを意味します。この例では、sb_admin ロールに [提案] テーブルのすべてのデータベース操作へのアクセス権が付与されています。

この例では、[提案] テーブルのすべてのデータベース操作権限が付与されています。

[続行] ボタンをクリックします。

[成功しました!このロールがアプリに追加されました] の画面で [ロール名] フィールドと [説明] フィールドを確認し、[完了] ボタンをクリックします。

この例では、ロール名に「sb_admin」、説明に「管理者は Suggestion Box アプリで何でも実行できる」が示されています。

アプリダッシュボードでのロールの表示

[アプリホーム] タブの [セキュリティ] セクションでは、各ロールがそれぞれのカードに表示されます。この例では、Suggestion Box アプリケーションには、sb_adminsb_reviewer、および sb_suggister の 3 つのロールがあります。ロールのカードをクリックして、新しい App Engine Studio タブでロールを編集用に開きます。

この画像は、sb_admin、sb_reviewer、および sb_suggister の 3 つのロールのリストを示しています。

演習 (11/20)

演習:ロールを作成して設定する

この演習では、collection_user ロールを作成して設定します。ロールに選択的に権限を付与し、ロールのセキュリティ設定をテストします。

ロールのないアクセスをテストする

演習のこのセクションでは、サンプルコレクションレコードの作成を試みます。

  1. コレクションアイテムレコードの作成を試みます。

    1. [アプリホーム] タブで、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルの [プレビュー] リンクをクリックします。

      [プレビュー] リンクは、アプリダッシュボードの [データ] セクションの [コレクションアイテム] タイルの一部です。

    2. ロールが作成されていないため、[コレクションアイテム (Collection Items)] リストのブラウザータブに、レコードを作成するための [新規] ボタンは表示されません。

      注意:リスト見出しに [新規] ボタンが表示されている場合は、アプリケーションを管理者としてではなく App Engine Studio 作成者として作成していないか確認してください。

  2. [コレクションアイテム (Collection Items)] ブラウザータブを閉じます。

collection_user ロールを作成する

演習のこのセクションでは、collection_user ロールを作成します。

  1. [アプリホーム] タブで、[追加] アイコン ([追加] アイコンは、[セキュリティ] セクションのタイトルの右側にあります。 追加) が [セキュリティ] セクションにあるので、それをクリックします。

    [セキュリティを追加] アイコンは、[セキュリティ] セクションのタイトルの右側にあります。

  2. [ロールをアプリにどのように追加しますか?] 画面で [新しいロールを構築] タイルをクリックし、[続行] ボタンをクリックします。

    この例は、ロールを追加するためのオプションを示しています。[新しいロールを構築] がハイライト表示されます。

  3. ロールを構成します。

    1. 名前collection_user

    2. 説明Collection Tracker でコレクションの追跡を許可されているすべてのユーザーのロール (Role for anyone allowed to track a collection in Collection Tracker)

      この例では、[名前]:空白の場合コストの値を設定、説明:[値] の値が空白の場合は、[コスト] の値を入力

  4. [続行] ボタンをクリックします。

ロールに「作成」と「読み取り」のアクセス権を付与してテストする

演習のこのセクションでは、collection_user ロールに「作成」と「読み取り」のアクセス権を付与します。レコードの作成を試行して、ロールのアクセス権をテストします。

  1. ロールに「作成」と「読み取り」のアクセス権を付与してテストします。

    1. [データ] タブで、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルの [作成] および [読み取り] オプションを選択します。

      この例は、[コレクションアイテム] テーブルの [作成] および [読み取り] オプションが選択されていることを示しています。

    2. [続行] ボタンをクリックします。

  2. [ロール名][説明] のフィールドを [成功しました!このロールがアプリに追加されました] の画面で確認し、[完了] ボタンをクリックします。

  3. 作成」および「読み取り」権限をテストします。

    1. コレクションアイテムレコードを作成します。
      1. [アプリホーム] タブで、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルの [プレビュー] リンクをクリックします。

        [プレビュー] リンクは、アプリダッシュボードの [データ] セクションの [コレクションアイテム] タイルの一部です。

      2. [コレクションアイテム (Collection Items)] リストのブラウザータブで、リスト見出しの [新規] ボタンをクリックします。

      3. 新しいレコードのフィールドを編集してみてください。collection_user ロールには「作成」と「読み取り」のアクセス権しかないため、新しいレコードのフィールドは編集できないことに注意してください。

      4. [コレクションアイテム (Collection Item)] フォームを調べます。[削除] ボタンはありますか?ロールには「削除」アクセス権がないため、このボタンはないはずです。

  4. [コレクションアイテム (Collection Item)] ブラウザータブを閉じます。

ロールに書き込みアクセス権を追加してテストする

演習のこのセクションでは、collection_user ロールに「書き込み」アクセス権を追加して、レコードを作成し、レコードのフィールドに値を入力してロールをテストします。

  1. collection_user ロールに「書き込み」アクセス権を追加します。

    1. collection_user レコードを開きます。

      1. [アプリホーム] タブで、[セキュリティ] セクションの [collection_user] カードをクリックします。

        [セキュリティ] セクションで、コレクションユーザーカードをクリックして開きます。

      2. [データ] セクションで、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルの [書き込み] オプションを選択します。

        この例は、[コレクションアイテム] テーブルの collection_user ロールに対して [作成] および [読み取り] オプションの両方が選択されていることを示しています。

      3. collection_user フォームヘッダーの [保存] ボタンをクリックします。

    2. 書き込み」権限をテストします。

      1. コレクションアイテムレコードを作成します。
        1. [アプリホーム] タブで、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルの [プレビュー] リンクをクリックします。

          [プレビュー] リンクは、アプリダッシュボードの [データ] セクションの [コレクションアイテム] タイルの一部です。

        2. [コレクションアイテム (Collection Items)] リストのブラウザータブで、リスト見出しの [新規] ボタンをクリックします。

        3. レコードのフィールドに任意の値を入力します。

        4. [コレクションアイテム (Collection Item)] フォームを調べます。[削除] ボタンはありますか?ロールには「削除」アクセス権がないため、このボタンはないはずです。

        5. [送信] ボタンをクリックします。

        6. [コレクションアイテム (Collection Items)] リストを調べます。新しいレコードの値が、リストで読み取り可能であることに注意してください。

    3. [コレクションアイテム (Collection Item)] ブラウザータブを閉じます。

ロールに削除アクセス権を追加してテストする

演習のこのセクションでは、collection_user ロールに「削除」アクセス権を追加し、レコードを作成、編集、削除することによりロールをテストします。

  1. この演習の前の手順と同じ手順を使用して、[コレクションアイテム (Collection Items)] テーブルの collection_user ロールに「削除」アクセス権を追加します。

    この例は、[コレクションアイテム] テーブルの collection_user ロールに対して、「作成」、「読み取り」、「書き込み」、「削除」のすべてのデータベース操作オプションが選択されていることを示しています。

  2. [保存] ボタンをクリックします。

  3. この演習の前の手順と同じ手順を使用して、「削除」権限をテストします。

    1. コレクションアイテムレコードを作成します。

      1. [コレクションアイテム (Collection Items)] リストのブラウザータブで、リスト見出しの [新規] ボタンをクリックします。

      2. [コレクションアイテム (Collection Item)] レコードフィールドに値を追加します。

      3. [コレクションアイテム (Collection Item)] フォームヘッダーの [その他のアクション] ([その他のアクション] メニューは、コレクションアイテムフォームヘッダーの左側にあります。) メニューをクリックし、[保存] メニューアイテムを選択します。[保存] メニューアイテムによりレコードは保存され、[コレクションアイテム (Collection Item)] フォームに留まります。[送信] ボタンをクリックしないでください。送信すると、レコードが保存され、フォームが終了します。

        [保存] メニューアイテムは、[追加アクション] メニューの最初のアイテムです。

      4. レコードを削除します。

        1. [コレクションアイテム (Collection Item)] フォームヘッダーで、[削除] ボタンをクリックします。
        2. [確認] ダイアログで、[削除] ボタンをクリックします。
    2. [コレクションアイテム (Collection Item)] リストのブラウザータブを閉じます。

記事 (12/20)

ロジックと自動化の追加

自動化では、人ではなくアプリケーションを使用して繰り返し可能なプロセスを管理します。自動化は、ワークフローまたはフローと呼ばれることがよくあります。App Engine Studio を使用すると、作成者はプロセスフローをアプリケーションに追加できます。例を次に示します。

  • 別のフィールドの値に応じたフィールドの更新
  • メール通知の送信
  • 承認の要求

フィールドを更新し、通知を送信し、承認を要求するアクションを含むプロセスの図。

ロジックと自動化の追加

[アプリホーム] タブの [ロジックと自動化] セクションで、[追加] アイコン ([追加] アイコンは、[自動化] セクションのタイトルの右側にあります。) をクリックします。

[追加] アイコンは、[ロジックと自動化] セクションのタイトルの右側にあります。

[自動ワークフローをアプリにどのように追加しますか?] 画面で、追加する自動化のタイプを選択します。この例では、[ゼロから構築します] オプションを使用しています。

この例は、ワークフローを作成するためのオプションを示しています。[ゼロから構築 (Build from scratch)] オプションがハイライト表示されます。

フローの設定

[フローを設定しましょう] 画面で、フローの名前説明を入力し、[続行] ボタンをクリックします。

例では、名前:デフォルトの送信日を設定、説明:空白の場合、送信日を提案作成当日の日付に設定。

フローの作成が完了したら、[このフローを編集します] ボタンを [成功!フローの準備が完了しました。] 画面でクリックします。

[成功!フローの準備が完了しました。] 画面が例に示されています。フローを作成すると、この画面が表示されます。この例には、フローの設定時に指定したフロー名と説明が示されています。[このフローを編集 (Edit this flow)] ボタンをクリックして、フローエディターを開きます。アプリのダッシュボードに戻るには、[完了] ボタンをクリックします。

フローエディターが開くと、作成者は Flow Designer ツアーに参加するかどうかを選択できます。[ツアーをスキップ] または [ガイドを表示] ボタンを、[ようこそ!Flow Designer のツアーを開始しましょう] ダイアログで選択します。

ガイドツアーでは、フローの作成、テスト、実行方法を示します。

記事 (13/20)

トリガー

フローは、トリガーとアクションで構成されています。

  • トリガー:実行タイミング
  • アクション:実行内容

トリガーはフローロジックを実行するタイミングを決定します。プロセスフローに適したトリガーのタイプを選択します。トリガータイプは次のとおりです。

  • レコード:レコードが作成または更新されたときにフローを実行
  • 日付:特定の日時または間隔でフローを実行
  • アプリケーション:メールの受信など、インスタンスで何かが発生したときにフローを実行

トリガーの追加

トリガーをフローに追加するには、[トリガーを追加] リンクをクリックします。

[トリガーを追加] リンクは [トリガー] セクションにあります。

[トリガー] ダイアログで、トリガーを選択します。トリガーにカーソルを合わせると、トリガーのドキュメントが表示されます。

この例は、トリガーのリストを示しています。トリガーは、[レコード]、[日付]、[アプリケーション] のタイプ別に整理されています。左側のペインには、トリガーのリストが含まれています。右側のペインには、選択したトリガーのドキュメントが表示されます。

トリガーの設定

[トリガー] を選択すると、トリガーの設定フィールドが [トリガー] セクションに追加されます。各トリガーには、独自の設定オプションがあります。[レコード] トリガーではテーブルを指定する必要があります。この例では、[提案] テーブルで作成されたすべてのレコードに対してフローがトリガーされます。

この例は、[テーブル] フィールドで選択された [提案] テーブルを示しています。

[テーブル] フィールドのみが設定されている場合、テーブルに追加されたすべてのレコードに対してフローが実行されます。テーブルの特定のレコードのフローをトリガーするには、[条件] フィールドの [フィルターを追加] リンクをクリックします。

この例は、[+ フィルターを追加] リンクが [条件] フィールドにあることを示しています。

[条件] を設定します。条件の一般的な構文は、[フィールド] [比較演算子] [値] です。

すべての条件[フィールド][比較演算子] が必要です。一部の [比較演算子] ([は空] など) は、条件定義に [値] を使用しません。

この例では、[送信日] フィールドの値を指定せずに [提案] テーブルレコードが作成されると、トリガーがフローの実行を開始します。

条件は、[送信日] [は空] となっています。

記事 (14/20)

アクション

アクションは、トリガーされたときにフローが実行する処理を指定します。フローには 1 つのトリガーしかありませんが、多くのアクションを設定できます。

アクションの追加

アクションをフローに追加するには、[アクション、フローロジック、またはサブフローを追加] リンクをクリックします。

[+ アクション、フローロジック、またはサブフローを追加] リンクは [アクション] セクションにあります。

追加するアクションのタイプのボタン ([アクション][フローロジック]、または [サブフロー]) をクリックします。この例は、レコードを更新するアクションの追加を示しています。

アクションタイプのボタンは [アクション] セクションにあります。

アクションの設定

アクションを選択すると、アクションの設定フィールドがフローエディターの [アクション] セクションに追加されます。各アクションには、独自の設定オプションがあります。[レコードを更新] アクションでは、更新するレコード、レコードのテーブル、および更新するフィールドを指定する必要があります。この例では、[提案] テーブルのレコードが [水曜日に会議なし (No Meeting Wednesdays)] を示している場合、フローは [送信日] フィールドの値を「2021-09-30」に変更します。

この例は、設定されたアクションを示しています。レコード:水曜日に会議なし (No Meeting Wednesdays)、テーブル:提案、フィールド:送信日 2021-09-30

この例の [レコード][フィールド] の値には、ハードコードされた値が設定されています。値をハードコーディングすると、アクションの柔軟性が低下します。

値の動的な設定

アクション設定で値を動的に設定するには、データピルを使用します。データピルは、フローが実行されるまで値がない変数で、値のプレースホルダーです。[データ] パネルには、利用可能なデータピルが含まれています。データピルは、トリガーとアクションによってグループ化されます。

この例は、[データ] パネルとそのデータピルを示しています。

[データピルピッカー] ボタン (この例は、[データピルピッカー] ボタンを示しています。) があるフィールドには、データピルを使用して動的に値を設定できます。データピルを使用するには、データピルを [データ] パネルからフィールドにドラッグします。

この画像は、[提案レコード] データピルを [データ] パネルから [アクション] の [レコード] フィールドにドラッグする様子を示しています。

この例では、データピルを使用して、[レコード] フィールドの値を、フローの実行をトリガーしたレコードに設定しています。別のデータピルを使用して、[送信日] フィールドの値を [提案] レコードが作成された日付に設定します。

[レコード] と [送信日] の値にデータピルを使用したレコード更新アクション

演習 (15/20)

演習:フローを作成して設定する

この演習では、Collection Tracker アプリケーション用のフローを作成して設定します。[値] フィールドが空白のままの場合、フローは [値] フィールドに [コスト] フィールドの値を設定します。

「空白の場合コストの値を設定」フローを作成

演習のこのセクションでは、「空白の場合コストの値を設定」フローを作成します。

  1. [アプリホーム] タブで、[追加] アイコン ([自動化の追加] アイコンは、[自動化] セクションのタイトルの右側にあります。 追加) が [ロジックと自動化] セクションにあるので、それをクリックします。

    ロジックと自動化の [追加] アイコンは、[ロジックと自動化] セクションのタイトルの右側にあります。

  2. [自動ワークフローをアプリにどのように追加しますか?] 画面で、[ゼロから構築します] タイルをクリックします。

    この例は、[ゼロから構築 (Build from scratch)] タイルの場所を示しています。[ゼロから構築 (Build from scratch)] タイルは、[自動ワークフローをアプリにどのように追加しますか?] 画面の最初のタイルです。

  3. フローを設定します。

    1. 名前空白の場合コストの値を設定 (Set Value to Cost if blank)

    2. 説明[値] の値が空白の場合は、[コスト] の値を入力する (If the Value value is blank, populate it with the Cost value)

      この例では、[名前]:空白の場合コストの値を設定、説明:[値] の値が空白の場合は、[コスト] の値を入力

  4. [続行] ボタンをクリックします。

  5. フローの作成が完了したら、[このフローを編集します] ボタンを [成功!フローの準備が完了しました。] 画面でクリックします。

    [成功!フローの準備が完了しました。] 画面が例に示されています。フローを作成すると、この画面が表示されます。この例には、フローの設定時に指定したフロー名と説明が示されています。[このフローを編集 (Edit this flow)] ボタンをクリックして、フローエディターを開きます。アプリのダッシュボードに戻るには、[完了] ボタンをクリックします。

  6. フローエディターが開くと、Flow Designer ツアーに参加するかどうかを選択できます。[ツアーをスキップ] または [ガイドを表示] ボタンを、[ようこそ!Flow Designer のツアーを開始しましょう] ダイアログで選択します。

トリガーを追加する

演習のこのセクションでは、「空白の場合コストの値を設定」フローにトリガーを追加します。[コレクションアイテム (Collection Item)] レコードが作成または変更され、かつ [値] フィールドに値がない場合に、トリガーによりフローが実行されます。

  1. [トリガー] セクションで、[トリガーを追加] リンクをクリックします。

    この例は、[トリガー] セクションの [+トリガーを追加] リンクの場所を示しています。

  2. [作成済みまたは更新済み] トリガーにカーソルを合わせると、トリガーのドキュメントが表示されます。

    [作成済みまたは更新済み] レコードのトリガーがハイライト表示され、トリガーのドキュメントが表示されます。

  3. [作成済みまたは更新済み] トリガーをクリックして、トリガーをフローに追加します。

  4. トリガーを設定します。

    1. テーブルコレクションアイテム (Collection Item)

    2. トリガーを実行一意の変更ごと

      この例は、設定されたトリガーを示しています。トリガー:作成済みまたは更新済み、テーブル:コレクションアイテム、トリガーを実行:1 回。

  5. 条件をトリガーに追加します。

    1. [条件] フィールドで、[フィルターを追加] リンクをクリックします。

    2. [条件][値] [は空] に設定します。

      この例は、指示に従って設定された [条件] フィールドを示しています。[値] は空です。

  6. [トリガー] セクションで、[完了] ボタンをクリックします。

  7. [フロー] 画面のヘッダーで、[保存] ボタンをクリックします。

アクションを追加する

演習のこのセクションでは、「空白の場合コストの値を設定」フローにアクションを追加します。アクションでは、[コスト] フィールドの値を [値] フィールドにコピーします。

  1. [アクション] セクションで、[アクション、フローロジック、またはサブフローを追加] リンクをクリックします。

    [アクション] セクションの [アクション、フローロジック、またはサブフローを追加] リンク。

  2. [アクション] ボタンをクリックします。

    [アクション] ボタンをクリックして、アクションを追加します。

  3. [アクションを検索] リストで、[ServiceNow コア] > [レコードを更新] アクションを選択します。

    この例は、[レコードを更新] アクションが [ServiceNow コア] アクションカテゴリに含まれていることを示しています。

  4. データピルを使用して、[レコード] フィールドを動的に設定します。

    1. [レコード] フィールドと [テーブル] フィールドを調べます。フィールドに値がないことに注意してください。

    2. [データ] パネルで、[トリガー] セクションを見つけます。

    3. [コレクションアイテムレコード] データピルを [トリガー] セクションから [アクション] の [レコード] フィールドにドラッグします。

      この例は、[コレクションアイテムレコード] データピルを、データパネルの [トリガー] セクションから [アクション] の [レコード] フィールドにドラッグする様子を示しています。

    4. [コレクションアイテムレコード] データピルを [レコード] フィールドにドラッグすると、[テーブル] フィールドが自動的に入力されていることに注意してください。[テーブル] フィールド値は、[コレクションアイテムレコード] データピルのテーブルです。

  5. [値] フィールドの値を設定します。

    1. [フィールド] フィールドで、[+ フィールド値を追加] ボタンをクリックします。

      この例は、[フィールド] フィールドの [+ フィールド値を追加] ボタンを示しています。

    2. [フィールドを選択] 選択リストで、[値] フィールドを選択します。

      この例は、選択リストから [値] フィールドを選択する様子を示しています。

    3. [データ] パネルの [トリガー] セクションで、[コレクションアイテムレコード][展開] アイコン (この例は、[データ] パネルの [トリガー] セクションにある [コレクションアイテムレコード] データピルの左側にある [展開] アイコンの外観を示しています。) をクリックします。

    4. [トリガー] > [コレクションアイテムレコード] > [コスト] データピルを [値] フィールドの値にドラッグして、[値]フィールドに値を入力します。

      [値] フィールドの値に [トリガー] > [コレクションアイテムレコード] > [コスト] データピルが設定された、コレクションアイテムレコードの更新アクション。

    5. アクションの [完了] ボタンをクリックします。

  6. [フロー] 画面のヘッダーで、[保存] ボタンをクリックします。

フローを有効化する

空白の場合コストの値を設定」フローは、Collection Tracker アプリケーションの一部としてまだ実行されていません。フローをアプリケーションの一部として実行するには、フローを有効化する必要があります。演習のこのセクションでは、「空白の場合コストの値を設定」フローを有効化します。

  1. フローエディターのヘッダーで、「非アクティブ」という単語を探します。[非アクティブ] ステータスは、フローがアプリケーションの一部として実行されていないことを意味します。

    この例では、フローエディターのフォームヘッダーに [非アクティブ] のステータスが示されています。[ステータス] は、フロータイトルとエディターのボタンの間にあります。

  2. フローを有効化します。

    1. フローエディターのヘッダーで、[有効化] ボタンをクリックします。

    2. [フローを有効にしてもよろしいですか?] ダイアログで、[有効化] ボタンをクリックします。

    3. フローエディターのヘッダーでステータスを確認します。ステータスは [アクティブ] になっているはずです。

      この例では、フローエディターのフォームヘッダーに [アクティブ] のステータスが示されています。[ステータス] は、フロータイトルとエディターのボタンの間にあります。

フローをテストする

演習のこのセクションでは、「空白の場合コストの値を設定」フローをテストするためにコレクションアイテムレコードを作成します。また、既存のレコードを変更してフローをテストします。

  1. コレクションアイテムレコードを作成します。

    1. [アプリホーム] タブで、[コレクションアイテム (Collection Item)] テーブルの [プレビュー] リンクをクリックします。

      [プレビュー] リンクは、アプリダッシュボードの [データ] セクションの [コレクションアイテム] タイルの一部です。

    2. [コレクションアイテム (Collection Items)] リスト見出しで、[新規] ボタンをクリックします。

    3. 新規レコードを設定します。

        アイテム <適当な値を入力>
        コスト <適当な値を入力>
        購入日 <適当な値を入力>
        このフィールドには値を入力しないでください。フローにより入力されます。
        説明 <適当な値を入力>
    4. [値] フィールドが空であることを確認します。

    5. フローをトリガーし、[値] フィールドを確認します。

      1. [コレクションアイテム (Collection Item)] フォームヘッダーの [その他のアクション] ([その他のアクション] メニューは、コレクションアイテムフォームヘッダーの左側にあります。) メニューをクリックし、[保存] メニューアイテムを選択します。[保存] メニューアイテムによりレコードは保存され、[コレクションアイテム (Collection Item)] フォームに留まります。[送信] ボタンをクリックしないでください。送信すると、レコードが保存され、フォームが終了します。

        [保存] メニューアイテムは、[追加アクション] メニューの最初のアイテムです。

      2. フローが実行されるまでしばらく待ってから、[値] フィールドを確認します。[空の場合コストに値を設定 (Set Value to Cost if blank)] フローにより、[コスト] フィールドの値が [値] フィールドにコピーされました。

      3. [コレクションアイテム (Collection Item)] ブラウザータブを閉じます。

  2. 既存のレコードを変更してフローをテストします。

    1. [コレクションアイテム (Collection Items)] リストのブラウザータブで、レコードの [コスト] フィールドのリンクをクリックして、編集する既存のコレクションアイテムレコードを開きます。
    2. [値] フィールドに値がある場合は、その値を削除します。
    3. [値] フィールドに値がない場合は、[コスト] の値を変更してレコードを変更します。
    4. レコードを更新せずに保存します。「空白の場合コストの値を設定」フローにより、[コスト] フィールドの値が [値] フィールドにコピーされたかどうか確認します。
    5. [コレクションアイテム (Collection Item)] ブラウザータブを閉じます。

記事 (16/20)

ワークスペースの作成

エクスペリエンスは、ユーザーインターフェイスとも呼ばれ、ユーザーがアプリケーションをどのように操作するかを指します。[アプリホーム] タブの [エクスペリエンス] セクションでユーザーインターフェイスコンポーネントを作成します。エクスペリエンスの 1 つのタイプにワークスペースがあります。これは、アプリケーションデータを操作するためのダッシュボードです。

ユーザーが画面上でアプリケーションを操作している様子を示す図。

エクスペリエンスの追加

ワークスペースを作成するには、[追加] アイコン ([追加] アイコン。 追加) が [アプリホーム] タブの [エクスペリエンス] にあるので、それをクリックします。

[追加] アイコンは、App Engine Studio の [アプリホーム] タブの [エクスペリエンス] の横にあります。

[アプリにどのタイプのエクスペリエンスを追加しますか? (What type of experience do you want to add to your app?)] 画面で、追加するエクスペリエンスのタイプを選択します。この例では、[ワークスペース] オプションを使用しています。

[データを追加] アイコンは、App Engine Studio の [アプリホーム] タブの [データ] の横にあります。

[ワークスペース] ダイアログで、[開始] ボタンをクリックします。

[ワークスペース] ダイアログ。

エクスペリエンスの設定

[ワークスペースを設計しましょう] 画面で、ワークスペースの名前説明を入力します。以前に作成した、ワークスペースへのアクセス権を持たないロールを削除し、[続行] ボタンをクリックします。

[名前] を「Suggestion Box ワークスペース」にし、[説明] を「ワークスペースで提案を管理」にした [ワークスペースを設計しましょう] 画面。URL は、名前から自動的に設定されます。ロールは sb_admin と sb_reviewer のロールに設定されます。

[お疲れ様でした。データを追加しましょう。] 画面で、[プライマリテーブル] の値が設定されていることを確認し、[続行] ボタンをクリックします。

[お疲れ様でした。データを追加しましょう。] 画面で [プライマリテーブル] が [提案] に設定されている。

ワークスペースの作成が完了したら、[完了] ボタンを [成功!エクスペリエンスが作成されました。] 画面でクリックします。

[成功!エクスペリエンスが作成されました。] 画面[完了] ボタンをクリックすることが、唯一のオプションです。

記事 (17/20)

ワークスペースの構成

App Engine Studio は、UI Builder を使用してワークスペースを編集します。UI Builder は、見たままを得られる (WYSIWYG) Web ユーザーインターフェイスビルダーです。

[アプリホーム] タブの [エクスペリエンス] セクションでワークスペースのカードをクリックし、UI Builder でワークスペースを編集用に開きます。

[データを追加] アイコンは、App Engine Studio の [アプリホーム] タブの [データ] の横にあります。

UI Builder のレイアウト

UI Builder には、次の 5 つの主要なセクションがあります。

  • アイコンバー
  • ヘッダー
  • [バリアント] セクションと [コンテンツ] セクションを含む [ページ] パネル
  • ステージ
  • [構成] パネル

[ページ] パネルで選択したページが、ライブアプリケーションデータとともに [ステージ] 上で開かれます。レイアウトはコンテナーとコンポーネントで構成されています。ページでコンテナーまたはコンポーネントを選択し、[構成] パネルでそのアイテムを構成します。

UI Builder のレイアウト。[ページ] パネルと [コンテンツ] パネルはウィンドウの左側にスタックされます。ステージは中央にあります。[構成] パネルはウィンドウの右側にあります。App Engine Studio によって作成されるデフォルトのワークスペースには、2 つの名前付きコンテナーと 2 つのコンポーネントがあります。

コンテナーとコンポーネント構成の編集

コンテナーとコンポーネントを更新するには、ページでコンテナーまたはコンポーネントを選択します。たとえば、App Engine Studio は [自分の作業] コンテナーを含むワークスペースを作成します。コンテナーラベルを更新するには、ページでコンテナーを選択します。

[自分の作業] コンテナーを選択すると、キャンバス上でハイライト表示されます。

[構成] パネルには、選択したコンテナーまたはコンポーネントの構成が表示されます。この例では、[自分の作業] コンテナーが選択されています。[構成] パネルの [構成] タブを選択します。

ハイライト表示された構成パネルの構成タブ。

[構成] パネルの [構成] タブで変更を行い、コンテナーまたはコンポーネントの構成を調整します。この例では、送信された提案がコンテナーに表示されているため、[ラベル][提案] に設定されています。

コンテナーの [構成] パネルで [提案] に設定されたコンテナーラベル。

UI Builder で [保存] ボタンをクリックして、変更を保存します。ページで変更を表示します。

ページのコンテナーに「自分の作業」ではなく「提案」と表示されるようになりました。

記事 (18/20)

ワークスペースの使用

[アプリホーム] タブの [エクスペリエンス] セクションでは、各ワークスペースがそれぞれのカードに表示されます。ワークスペースカードの [プレビュー] リンクをクリックして、ワークスペースを開きます。

[プレビュー] リンクがハイライト表示された Suggestion Box ワークスペースカード。

ワークスペースが新しいブラウザータブで開かれます。

Suggestion Box ワークスペース。上部のコンテナーには、合計数と新規提案数の 2 つが可視化されています。下部のコンテナーには、提案の完全なリストがあります。

リストで、最初の列のリンクをクリックしてレコードを開き、詳細を表示します。この例では、[クローズ日][提案リスト] の最初の列になっています。[クローズ日] リンクをクリックして、提案レコードを開きます。

[提案リスト] の最初の列は [クローズ日] です。レコードの [クローズ日] の値をクリックすると、レコードフォームが開きます。

フォームでレコードの詳細を表示します。値を変更し、[保存] ボタンをクリックしてレコードを更新します。

提案レコード。

演習 (19/20)

演習:ワークスペースの作成

この演習では、Collection Tracker アプリケーション用のワークスペースを作成します。ワークスペースには、コレクション内のアイテム数とコレクション内のアイテムリストが含まれます。

この演習で作成する最終的なワークスペースレイアウトには、[コレクション数] と [コレクションアイテム] の 2 つの主要なセクションがあります。[コレクション数] セクションには、アイテム数が記載されたカードがあります。[コレクションアイテム] セクションには、テーブル内のアイテムのリストがあります。

ワークスペースを作成する

演習のこのセクションでは、コレクション内のアイテムの詳細を表示して編集するためのワークスペースを作成します。

  1. [アプリホーム] タブで、[追加] アイコン ([エクスペリエンスを追加] アイコン。 追加) が [エクスペリエンス] セクションにあるので、それをクリックします。

    [エクスペリエンスを追加] アイコンは、[エクスペリエンス] セクションの横にある、〇で囲まれたプラス記号です。

  2. [アプリにどのタイプのエクスペリエンスを追加しますか? (What type of experience do you want to add to your app?)] ページで、[ワークスペース] タイルをクリックします。

    [ワークスペース] タイルがハイライト表示された [エクスペリエンスを追加 (ADD EXPERIENCE)] ページ。

  3. [ワークスペース] ダイアログで、[開始] ボタンをクリックします。

    [ワークスペース] ダイアログ。

  4. ワークスペースの基本情報を設定します。

      名前 Collection Tracker ワークスペース
      説明 コレクションの詳細を表示および編集するためのワークスペース

    エクスペリエンスを追加プロセスの [基本情報] ペイン。名前と説明は記述どおりに設定されます。[URL] は名前に基づいて設定され、[ロール] はアプリケーションロールに自動的に設定されます。

  5. [続行] ボタンをクリックします。

  6. [プライマリテーブル] フィールドの値が [コレクションアイテム (Collection Item)] になっていることを確認し、[続行] ボタンをクリックします。

    エクスペリエンスを追加プロセスの [データ] ペイン。ワークスペースの [プライマリテーブル] は、[コレクションアイテム] に自動的に設定されます。

  7. [成功!エクスペリエンスが作成されました。] 画面で、[完了] ボタンをクリックします。

  8. ワークスペースをプレビューします。

    1. [アプリホーム] タブで、[Collection Tracker のワークスペース] エクスペリエンスの [プレビュー] リンクをクリックします。

      アプリの [エクスペリエンス] セクションの、 [Collection Tracker のワークスペース] レコードの [プレビュー] リンク。

    2. ワークスペースを確認します。タイトルは Collection Tracker アプリケーションと一致していますか?

    3. [ワークスペース] ブラウザータブを閉じます。

ワークスペースのコンテンツラベルとタイトルを更新する

演習のこのセクションでは、ワークスペースに表示されるコンポーネントに適切なラベルを使用するようにワークスペースを編集します。

  1. [アプリホーム] タブで、[Collection Tracker のワークスペース] カードをクリックします。

  2. 現在発生中」という定型化されたテキストを更新します。

    1. このページで、[現在発生中] をクリックして [定型化されたテキスト 1] コンポーネントを選択します。

      [本文] パネルの [現在発生中] テキストをクリックします。

    2. [構成] パネルに [定型化されたテキスト 1] コンポーネントが選択されていることを確認してから、[構成] タブを選択します。

    3. [テキスト] の値を「現在発生中」から「コレクション数」に変更します。

      定型化されたテキストの [テキスト] 値が [現在発生中] ではなく [コレクション数] に設定されます。

    4. [保存] ボタンをクリックします。

    5. このページで、定型化されたテキストが [コレクション数] になっていることを確認します。

      「現在発生中」ではなく「コレクション数」に設定されたコンテナラベル。

  3. [自分の作業] コンテナーラベルを更新します。

    1. このページで、[自分の作業] をクリックして [自分の作業] コンテナーを選択します。

      [本文] パネルの [自分の作業] テキストをクリックします。

    2. [構成] パネルに [自分の作業] コンテナーが選択されていることを確認してから、[構成] タブを選択します。

      [自分の作業] コンテナーが、UI Builder 画面の右側にある [構成] パネルで選択されています。

    3. [ラベル] の値を「自分の作業」から「コレクションアイテム」に変更します。

      「自分の作業」ではなく「コレクションアイテム」に設定されたコンテナラベル。

    4. [保存] ボタンをクリックします。

    5. このページで、コンテナーラベルが [コレクションアイテム (Collection Items)] になっていることを確認します。

      「自分の作業」ではなく「コレクションアイテム」に設定されたコンテナラベル。

  4. [自分のタスク] コンポーネントタイトルを更新します。

    1. このページで、[自分のタスク] コンポーネントをクリックします。

    2. [構成] パネルに [データの可視化 1] コンポーネントが選択されていることを確認してから、[構成] タブを選択します。

      [データの可視化 1] コンポーネントが、UI Builder 画面の右側にある [構成] パネルで選択されています。

    3. [コンポーネントタイトル] の値を「自分のタスク」から「アイテム」に変更します。

      [コンポーネントタイトル] の値は [アイテム] に設定されます。

    4. [保存] ボタンをクリックします。

    5. このページで、コンポーネントのタイトルが [アイテム] になっていることを確認します。

      コンポーネントのタイトルは、[自分のタスク] ではなく [アイテム] です。

ワークスペースをプレビューする

演習のこのセクションでは、ワークスペースをプレビューし、レコードの詳細を表示します。

  1. [アプリホーム] タブで、[Collection Tracker のワークスペース] エクスペリエンスの [プレビュー] リンクをクリックします。

    アプリの [エクスペリエンス] セクションの、 [Collection Tracker のワークスペース] レコードの [プレビュー] リンク。

  2. ワークスペースを確認します。コレクションにアイテムをいくつ追加しましたか?

  3. レコードを表示して更新します。

    1. [コレクションアイテム (Collection Items)] リストで、コレクション内の任意のアイテムの [コスト] リンクをクリックします。レコードがワークスペースの新しいタブに表示されます。

      ワークスペースには、[コレクションアイテム] テーブル内のアイテムのリストレポートが含まれています。最初の行の値 (ここでは [コスト]) をクリックして、レコードの詳細を表示します。

    2. [コレクションアイテム (Collection Item)][値] を変更します。

    3. [保存] ボタンをクリックします。

    4. ワークスペースのレコードタブを閉じます。

  4. レコードを作成します。

    1. [コレクション数] コンテナーで、アイテムの番号をクリックして [コレクションアイテム (Collection Item)] レコードのリストを開きます。

      ワークスペースのアイテムコンポーネントで数字をクリックします。

    2. [新規] ボタンをクリックします。

      アイテムの詳細なリストには、レコードを作成するための [新規] ボタンが含まれています。

    3. [新しいコレクションアイテムを作成 (Create New Collection Item)] ワークスペースタブで、コレクションアイテムレコードを設定します。

        アイテム <適当な値を入力>
        コスト <適当な値を入力>
        購入日 <適当な値を入力>
        このフィールドには値を入力しないでください。フローにより入力されます。
        説明 <適当な値を入力>
    4. [保存] をクリックします。

    5. フローが実行されるまでしばらく待ってから、[値] フィールドを確認します。[空の場合コストに値を設定 (Set Value to Cost if blank)] フローにより、[コスト] フィールドの値が [値] フィールドにコピーされました。

      新しいコレクションアイテムが保存され、自動化が実行されて [値] に値が設定されます。

  5. [ワークスペース] ブラウザータブを閉じます。

記事 (20/20)

「初めての App Engine Studio アプリケーションを構築する」のまとめ

コアコンセプト:

  • App Engine Studio を使用してアプリケーションを作成する。

  • アプリケーションには、次の 4 つのコンポーネントタイプがある。

    • データ
    • エクスペリエンス
    • ロジックと自動化
    • セキュリティ
  • データコンポーネントは、アプリケーションのデータを格納するためのテーブルである。

  • テーブルはフィールドにデータを格納する。

  • フィールドには、さまざまなタイプのデータを格納するタイプがある。

  • ロールは、権限のあるユーザーに次のアプリケーションの一部へのアクセス権を付与する。

    • レコード
    • エクスペリエンス
  • 作成者は、次のロールを使用して権限を付与する。

    • 作成
    • 読み取り
    • 書き込み
    • 削除
  • 人の手を借りずアプリケーションを使用してプロセスを管理することで、ロジックと自動化により、ユーザー向けのアプリを効率よく機能させる。

  • フローはプロセスを自動化する。

  • フローの構成要素:

    • トリガー
    • アクション
  • トリガーはフローを実行するタイミングを決定する。

  • アクションはフローの実行内容を定義する。

  • データピルはフロー内の値を動的に設定する。

  • アプリケーションの一部として実行するには、フローを有効にする必要がある。

  • ユーザーは、エクスペリエンスコンポーネントを介してアプリケーションを操作する。

  • ワークスペースは、ユーザーがデータを操作するためのダッシュボードを提供する。

  • UI Builder でワークスペースを編集する。

  • UI Builder は WYSIWYG ページ編集機能である。